インプラント治療は痛い?
原因と対策をご紹介!
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はじめに
現代のインプラント治療は麻酔技術が進歩しており、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
それでも、多少の治療後の痛みや違和感は避けることができないため、患者様からは心配の声をいただくことが多いのも事実です。
安心して治療を受けるためには、痛みの原因やその対処法について理解を深めておくことが重要です。
こちらではインプラント治療の痛みに関する情報を詳しくご紹介しています。
より安心してインプラント治療を受けるためにも、正しい情報を事前にしっかり確認しておきましょう。
目次
01.インプラント手術の痛みはほとんど感じない
02.インプラント治療で痛みを感じるタイミングとその原因
03.インプラント治療の痛みがでた時の対処法
04.インプラント治療の痛みを予防するためのポイント
05.エス歯科クリニック横浜みなとみらいのインプラント治療
06.よくある質問
インプラント手術の痛みは
ほとんど感じません
インプラント手術では、術中に麻酔を行うため、ほとんど痛みを感じることはありません。
局所麻酔が使用され、手術を行う部分だけがしっかりと麻痺するため、痛みが抑えられます。
一方で、治療後には一時的に痛みや腫れが生じることがあります。
これは、手術後の幹部の回復過程で起こる自然な反応です。
特に手術直後から2〜3日間は痛みが強まることがありますが、適切な鎮痛薬の服用や冷却処置を行うことで軽減できます。
治療後の痛みは1〜2週間ほどで時間とともに改善されるため、過度に心配する必要はありません。
インプラント手術における麻酔について
インプラント手術では、主に局所麻酔が使用されます。
局所麻酔とは、治療を行う部分だけを麻痺させる麻酔です。
これにより、患者様は手術中の痛みを感じることなく、意識が保たれた状態で治療を受けることができます。
また、患者様が手術に対して強い不安を感じる場合には、静脈内鎮静法(セデーション)が併用されることもあります。
静脈内鎮静法は、心の麻酔です。
患者様がリラックスした状態で過ごせるようになるため、手術に対する恐怖心を軽減する効果があります。
麻酔は患者様の体調や希望に応じて選択され、麻酔の専門医によって安全性を確保したうえで行われます。
インプラント治療で痛みを感じる
タイミングとその原因
インプラント治療では、手術中は麻酔が施されるため痛みを感じることはほとんどありません。
しかし、手術直後の麻酔が切れた後や抜糸後、手術後の回復期間中に痛みを感じることがあるため、これらのタイミングとその原因について知っておくことが大切です。
それぞれの痛みは治療後の自然な反応や患部の回復過程で起こるものであり、適切なケアを行うことで軽減できます。
手術後に麻酔が切れた時
インプラント手術の直後は、麻酔が切れるタイミングで痛みを感じ始めることがほとんどです。
手術直後の麻酔が切れた後の痛みは、主に以下のようなことが原因で起こることが多いです。
外科的処置による組織の損傷による痛み
インプラント埋入手術では、歯茎を切り開いて顎の骨に穴を開けるため、傷ついた歯茎や骨が落ち着くまでは痛みを感じます。
ズキズキとした痛みを感じることが多いでしょう。
炎症反応による痛み
傷ついた歯茎や顎の骨に回復のために、一時的に炎症反応が起こります。
これにより、患部が腫れて痛みを伴うことがあります。
筋肉や顎関節の緊張による痛み
手術中に長い間口を開けていると、筋肉や顎関節に負担がかかり、術後に口周りの筋肉や顎関節に痛みが生じることがあります。
いずれの痛みも1〜2週間程度で治まりますが、痛みが落ち着くまでは鎮痛薬を使用することでコントロール可能です。
また、患部を冷却することで腫れや痛みを軽減することもできます。
抜糸後
抜糸をすると、少しだけ傷口に刺激を加えることになるため、抜糸後に痛みが強くなったと感じる場合があります。
抜糸後の痛みは、主に以下のようなことが原因で起こります。
糸を抜くときの痛み
傷口を縫い合わせていた糸を取り除く際に、歯茎や周囲の軟組織が引っ張られることで軽い痛みやピリッとした感覚が生じる場合があります。
傷口への刺激による痛み
抜糸をしたからといって、傷口が完全に治癒している訳ではありません。
そのため、糸を引き抜いたときの影響がやや残り、食事や歯磨きで患部に刺激を与えたときに痛みを感じる可能性があります。
炎症や感染による痛み
まれに、抜糸後の傷口に炎症が起きることがあります。
この場合は痛みが強くなる可能性があるため、抜糸後も数日にわたって痛みが続いたり腫れが見られる場合は、早めに歯科医師に相談してください。
抜糸後の痛みは基本的に数日以内に落ち着き、手術後の痛みほど強くなることはありません。
食事や歯磨きの際には患部を刺激しないよう注意し、歯科医師の指示に従ってケアを行えば痛みが長引くこともないでしょう。
術後1週間あたり
インプラント手術後の痛みは、時間の経過とともに和らぐのが一般的ですが、場合によっては時間が経過してから痛みが出るケースもあります。
具体的には、以下のようなケースで痛みが出ることがあります。
人工歯を入れた後の痛み
インプラントの上部構造である人工歯を装着した後に、痛みを感じることがあります。
これは、噛み合わせの高さが合っていないことや、隣接する歯との干渉によって引き起こされることが多いです。
歯科医院で人工歯のサイズや高さを調整することで改善できるため、早めに歯科医院で相談しましょう。
術後数年経ってからの痛み
インプラント治療後、数年経過してから痛みを感じることがあります。
この場合は、インプラント周囲炎が原因となっている可能性が高いでしょう。
インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の歯周組織が炎症を起こす病気です。
定期的なメンテナンスや適切なセルフケアを怠ることで発症する場合が多いため、注意が必要です。
術後の痛みや異常は、インプラントの早期脱落につながります。
定期的にメンテナンスを受けることに加えて、痛みや違和感があれば、早めに歯科医院を受診して適切な処置を受けましょう。
インプラント治療で
痛みが出たときの対処法
インプラント治療では、手術中、手術直後(麻酔が切れた後)、抜糸後、そして術後の回復期間中にそれぞれ異なる原因で痛みが発生する可能性があります。
それぞれの工程で現れる痛みの程度も異なり、基本的に痛みの程度が強い場合は、局所麻酔や鎮痛剤などを使用して対処します。
インプラント治療で痛みが生じた場合は、その原因やタイミングに応じて適切な対処法を取ることが重要です。
それぞれの痛みへの対処法を事前に確認しておきましょう。
手術中
手術中は、歯茎を切って顎の骨に穴を開ける処置を行うため、心身への影響や痛みが最も強く懸念される工程です。
そのため、手術中は局所麻酔を行い、痛みをまったく感じないようにコントロールします。
手術中に痛みを感じた場合は、麻酔の効果が不十分な可能性があるため、速やかに歯科医師に伝えることが大切です。
歯科医師は追加の麻酔を行うことで、痛みを軽減を図ります。
また、不安感から痛みを感じてしまうケースもあるため、必要に応じてリラックス効果のある静脈内鎮静法(セデーション)が適用されることもあります。
手術直後(麻酔が切れた後)
手術直後の麻酔が切れた後の痛みには、歯科医院で処方された鎮痛薬を一定期間だけ服用して痛みをコントロールします。
また、患部周辺の頬を冷却することで腫れを抑え、痛みを軽減することもできます。
患部を冷やす際は、凍傷を避けるために氷や保冷剤を直接肌に当てないよう、清潔なタオルで包んでから頬に軽く当てます。
冷えすぎないように、熱冷まし用の冷却シートを使うのもおすすめです。
さらに、血流が良くなると痛みが悪化しやすいため、激しい運動やアルコール摂取を避けて安静に過ごすことも重要です。
抜糸後
抜糸後に痛みを感じた場合は、患部に刺激を与えないようにしつつ、清潔に保つことが大切です。
食事の際には刺激の少ない柔らかいものを選び、患部を避けて噛むことで痛みを軽減できます。
歯磨きの際も、抜糸した部分に刺激を与えないようにして、優しく扱うよう心掛けてください。
歯ブラシを当てたり、刺激の強いうがい薬を使ったりすると、痛みが悪化する可能性があります。
うがい薬は、使用できる種類に限りがあるため、歯科医師にどのようなものを使えばいいか使用する前によく確認しましょう。
手術後
手術後も痛みが続く場合は、インプラントの噛み合わせの不適合や細菌感染によるインプラント周囲炎の可能性があります。
放置しても治る可能性は低く、インプラントの早期脱落につながるため、早めに歯科医院を受診することが何より重要です。
悪化する前なら、噛み合わせの調整や専門的なクリーニングで解決できる可能性があります。
また、日頃から定期検診やメンテナンスを怠らず、セルフケアを徹底することを心がけるようにしましょう。
インプラント治療の痛みを
予防するためのポイント
インプラント治療後に痛みを予防して最小限に抑えるためには、術後の生活習慣やセルフケアが非常に重要です。
適切なケアを行うことで治療部位の回復が促進され、不要な痛みや炎症のリスクを減らすことができます。
特に、生活習慣の改善や食事内容の見直し、患部を傷つけないためのケアは、痛みを予防するための基本です。
インプラント治療の痛みを予防するための具体的なポイントについて詳しく解説します。
禁煙をする
禁煙はインプラント治療後の回復を助け、痛みを予防するために極めて重要です。
喫煙すると血管が収縮してインプラント部位への血流が減少し、結果的に酸素や栄養の供給が不足して治癒が遅れることがあるためです。
禁煙することで、血流を阻害されることがなくなるため、患部の新陳代謝が改善してインプラントと骨がしっかり結合しやすくなり、術後の痛みや炎症も予防できます。
可能であれば、手術の2~3週間前から禁煙を開始し、術後は少なくとも2~3週間、できれば3~6か月間は喫煙を避けるよう心がけましょう。
喫煙者は非喫煙者に比べ、インプラントが骨に定着する成功率が低下するとの研究結果もあります。
これを機に禁煙を考えるのも一つの選択肢です。
飲酒を控える
インプラント治療後の痛みや炎症を防ぐためには、飲酒を控えることも大切です。
アルコールを摂取すると血管が拡張して血流が増えるため、術後の腫れや炎症が悪化して痛みを引き起こすリスクが高まります。
また、アルコールは免疫力を低下させる可能性があり、術後の感染症のリスクを高める原因になる場合もあります。
最低でも手術直後の1週間程度は、完全に飲酒を避けるようにしましょう。
できればインプラント治療を受ける前から飲酒を控える習慣をつけることで、手術までの体調を良好に保ち、治療全体の成功率を高める効果も期待できます。
柔らかいものを食べる
インプラント手術後は、傷口が安定するまでの数日間、食事内容や噛み方に十分注意する必要があります。
食事はお粥やスープなどの傷口を刺激しない柔らかいものを選び、硬い食材や噛み応えのある肉類や根菜などの食品は避けるのが望ましいです。
柔らかい食べ物のほか、辛いものや熱い飲み物といった刺激の強い食品も患部の炎症や痛みを悪化させる可能性があるため、控えてください。
食事をする際は、患部を避けて反対側の歯で噛むことを意識しましょう。
術後の傷口に負担をかけると、痛みや腫れが悪化するだけでなく細菌感染による炎症のリスクも高まります。
患部への歯磨きを気を付ける
術後はインプラント周囲の組織が非常にデリケートな状態です。
術後の歯磨きは患部に触れないよう慎重に行い、それ以外の部分は通常通りケアを続けてください。
歯科医師から特別なうがい薬を処方された場合は、その指示を守り使用しましょう。
傷口が完全に安定するまでは、歯磨きで患部を刺激すると痛みや腫れが悪化して出血の原因となることがあります。
最悪の場合、インプラントが外れてしまうことも考えられるため、歯科医師の指示に従って丁寧に歯磨きを行うことが大切です。
適温のシャワーのみにする
手術後は、入浴すると体内の血流を促進して体温を上昇させるため、痛みや腫れを悪化させることがあります。
お風呂に入ることを禁止してはいませんが、術後当日〜2・3日ほどは適温のシャワーで済ませ、熱い温度のシャワーを浴びたり湯船に浸かったりするのは避けるようにしましょう。
骨造成や骨移植を行った場合は、傷口の回復を考慮して、入浴を控える期間が長くなることがあります。
入浴に関しては、歯科医師の指示に従ってください。
運動を控える
術後は激しい運動を控えましょう。
運動により血圧が上昇し、出血や腫れ、痛みが悪化する可能性があるためです。
特にランニングや筋力トレーニングなど、体に負担がかかる運動は避けるのが望ましいでしょう。
血流の増加が患部の腫れや出血を引き起こして痛みが強くなることで、回復が遅れる可能性もあります。
そのため、軽い運動は術後1週間程度は控え、激しい運動は少なくとも2週間は避けるようにします。
運動の習慣がある方は、歯科医師と相談して再開のタイミングを決めるのがおすすめです。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいの
インプラント治療
インプラント治療を検討する際、技術力や設備の充実度、アフターケアなど、多くの点でクリニック選びが重要になります。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、患者様に安心して治療を受けていただけるよう高度な技術力を持つ認定医が在籍し、最新の設備を導入しています。
また、痛みに配慮した麻酔法や、長期にわたる保証制度で、患者様がリラックスして治療に臨める環境を整えています。
強み・特徴
高度な技術力を持つ認定医による治療
エス歯科グループには、国際インプラント学会の指導医・認定医として認められたドクターが在籍しており、世界基準の技術力で高精度なインプラント治療を提供しています。
骨の量が不足している場合や、再生療法が必要な難しい症例でも対応可能な場合があり、他院で治療が困難とされたケースにも積極的に取り組んでいます。
先進的な設備で正確な治療を提供
インプラントのオペは、状況によって長時間に渡ることもあります。
そんな状況にも備えてエス歯科グループでは、患者様の身体への負担が非常に少ない手術台を導入しています。
さらにオペ室には専用の空調設備や手術用ライトを備えています。
質の高いインプラント治療を提供するためには、このようなインプラント専用の設備が必要不可欠となります。
低金利のデンタルローンの用意
エス歯科グループでは、金銭的な理由で本来選択したい治療を選べない状態をなるべくなくしたいという思いから、他院よりも低い金利でデンタルローンをご用意しています。
インプラント治療をデンタルローンで行った場合、他院と比較しても治療費用の総額が安くなることもあります。
治療について経済的な面でご不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
長期の安心を支える15年保証
インプラント治療に対する安心感を高めるため、エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは最長15年の長期保証を提供しています。
治療後に何か不安や問題が生じた場合でも、丁寧にサポートし、患者様に長期にわたる安心をお届けします。
痛みに配慮したリラックスできる治療環境
当院では、麻酔専門医による静脈内鎮静法(セデーション)を導入し、患者様がリラックスした状態でインプラント治療を受けられる環境を整えています。
この麻酔法により、手術中の痛みや不安感を最小限に抑え、快適な治療が可能になります。
インプラントコーディネーターによるサポート
患者様が抱える不安や疑問に丁寧に対応するため、エス歯科グループではインプラントコーディネーターが常駐しています。
治療に関する説明や相談を通じて、患者様が安心して治療を受けられるようサポートし、ドクターとの橋渡しを行います。
インプラント治療の費用例
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よくある質問
Q1. インプラント手術後の痛みの度合いはどのくらいですか?
A1. インプラント手術後の痛みは、ズキズキとした痛みを感じることが多いです。
鎮痛剤でコントロールできるくらいの痛みではありますが、術後1〜2週間くらいは鎮痛剤を飲んでも多少の痛みを感じるでしょう。
Q2. 抜糸の痛みの度合いはどのくらいですか?
A2. 抜糸の痛みは、基本的には麻酔をしなくても大丈夫な程度の痛みです。
患者様によっては、ピンセットで毛を抜いたときのような痛みやチクチクとした痛みを感じることがあります。
Q3. 鎮痛剤を飲んでも痛みが我慢できないときはどうしたらいいですか?
A3. 通常は、鎮痛剤でコントロールできる痛みであることが多いですが、鎮痛剤を飲んでも痛みが我慢できないときは、速やかに歯科医院に連絡をお願いいたします。
何らかの問題が起きている可能性があります。
Q4. インプラント手術後、痛みのピークはどのタイミングですか?
A4. 手術後の痛みは、通常1〜3日程度でピークを迎え、その後少しずつ落ち着きます。
腫れや違和感は数日から1〜2週間程度続くことがありますが、ピークを過ぎれば痛みは軽減されることがほとんどです。
Q5. インプラント手術後の痛みが再発することはありますか?
A5. 通常、インプラント治療後の痛みは一時的なものですが、再発する場合もあります。
歯ブラシや抜糸で患部を刺激したときや、細菌感染による炎症が起きた場合などです。
痛みが再発して我慢できないような場合は、早めに歯科医師に相談してください。