歯ぎしり・食いしばりについて
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皆さんこんにちは!
暑い夏が終わり段々と過ごしいやすい気温になってきましたね🍂
今日は歯ぎしり・食いしばりについてお話ししたいと思います。🦷🪥
「歯ぎしり・食いしばり」という言葉を歯科医院に来たことのある方なら一度は耳にしたことがあるかと思います。
まず歯ぎしりとは睡眠時、無意識のうちに上下の歯をギリギリとこすり合わせている状態のことを言います。
次に食いしばりとは日中や睡眠時、無意識のうちに上下の歯が接触してさらに強い力で噛み合わせている状態のことを言います。
それぞれ力のかかり方が、歯ぎしりなら横に食いしばりなら縦にと力がかかります。
正常な顎の位置は軽く1.2mm歯が接触しない状態と言われているため、
弱い力でも持続的にかかることで歯にはかなりの負担がかかり
歯の異常な磨耗(象牙質の露出)、顎関節症、肩こり・頭痛・顎の痛み、骨隆起の出現、補綴物や修復物の脱離・破損などが現れてきます。😵💫
原因としては、
ストレス、性格、遺伝、服薬、飲酒、喫煙、特定の疾患、様々な原因が関与していることが報告されています。
無意識のうちに行われてることがほとんどなため、日頃から意識して軽くお口の中で歯を噛み締めないように離すなどご自身で意識するか、
もしくは睡眠時用にナイトガードを作製し着けて寝ることで物理的に歯の接触を防ぐことができます。
その他にも、咬む筋肉である咬筋に直接作用させ症状の緩和を促してくれるボツリヌス注射なども取り入れると症状の改善が期待されます。
歯ぎしり・食いしばりがもたらす影響はかなり大きいので、日頃から意識してみてください☺️
当院でもナイトガードの作製・ボツリヌス注射など行っているため上記症状に悩まれてる方はお気軽にご相談ください⭐️
歯科衛生士 海老原