光学印象について
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こんにちは。過ごしやすい気候になってきましたね!🍂
本日は口腔内スキャナーについてご紹介させていただきます。
皆さんは型取りと聞いて、どのようなものを思い浮かべますか?
一般的な型取りの方法としては、下の絵のようなアルジネート印象が多く使用されています。
しかし、嘔吐反射のある患者様では、型取りに苦手意識を持っている方も多いです。
嘔吐反射とは、口腔内に異物が入ることで強い吐き気をもよおす状態です。
当院では、口腔内スキャナー(DEXIS IS 3800)を導入しています。
「DEXIS IS 3800」は最新の3Dデジタルスキャナーで、精密スキャニング技術により短時間で正確な歯の型取りを可能にします。
従来の印象材と呼ばれる粘土のような材料を患者様のお口の中に入れて型取りをする必要がなく、
歯列をスキャンするだけなので嘔吐反射の強い方も安心して歯の型取りをすることができます。
さらに、取得した3Dデータは患者様の口腔内の細部まで正確に捉えることができるため、より適確な診断と治療計画の立案を実現します。
現在適応症例は限られておりますが、型取りに不安のある方は一度ご相談ください😊
歯科医師 青木