静脈内鎮静法について

当院でインプラント埋入等の手術を行う際には、静脈内鎮静法（セデーション）を選択出来ます。

インプラント治療などでは、ドリルを使用して骨を切削したりするので、治療計画や方針などを説明されて、恐怖心を抱いてしまう患者様も数多くいます。

静脈内鎮静法は点滴からお薬を入れ、うとうとした状態で治療が受けられるため恐怖心や不安感を軽減できます。

全身麻酔とは異なり、呼びかければ応答できる程度の意識は残りますが、治療中のことをあまり覚えていないという健忘効果もあるので、治療時間がとても短く感じる患者さまがほとんどです。

また静脈内鎮静法は回復時間が比較的早く、入院の必要がないため日帰り手術が可能です。

当院では患者様の安全のため歯科麻酔科専門医による術中のモニタリングを行っております。

〜静脈内鎮静法を行う上での注意点〜

・妊娠中の方、使用薬剤にアレルギーのある方、使用薬剤が禁忌である方は静脈内鎮静法は受けられません。

・喫煙習慣のある方には、治療を行う数日前からの禁煙をお願いしております。

・手術前規定時間の絶飲食を厳守願います。

・マニキュアやジェルネイルは、治療を開始するまでに落とすようにお願いいたします。

・当日は、リラックスしたお洋服でお越しください。

何かご質問があればお気軽にお問い合わせください。

歯科医師　吉田