矯正に抜歯は必須?
エス歯科が教える
「抜歯する歯・しない歯」の違い
歯列矯正
症状から記事を探す
診療から記事を探す
「歯並びは整えたいけれど、かけがえのない健康な歯を抜くのは怖い…」
歯列矯正を検討する多くの方が、この「抜歯」という選択肢に大きな不安や抵抗を感じるのではないでしょうか。
「できれば抜かずに治療したい」と願うのは当然のことです。
しかし、なぜ歯科医師は抜歯を提案することがあるのでしょうか?
そこには、理想的な歯並びと、その美しさを生涯にわたって維持するための、明確な医学的根拠が存在します。
この記事では、矯正治療における抜歯の必要性について、美容歯科と機能改善の両面に精通したエス歯科クリニック横浜みなとみらいの視点から、専門的かつ分かりやすく解説します。
抜歯がなぜ必要なのか、どのような場合に検討されるのか、そして抜歯・非抜歯の判断を分ける「精密診断」の重要性までを深く掘り下げていきます。
この記事を読めば、抜歯に対する漠然とした不安が解消され、ご自身にとって最適な治療を選択するための確かな知識が身につくはずです。
目次
01.なぜ矯正治療で抜歯が必要になるのか?
02.抜歯が必要になる歯並び、不要な歯並び
03.矯正治療における親知らず抜歯の重要性
04.抜歯・非抜歯を分ける「精密診断」
05.エス歯科クリニックの歯列矯正が選ばれる理由
06.抜歯を伴う矯正治療の具体的な流れと期間
07.抜歯を伴う矯正歯科でよくある質問
08.当院のご紹介
09.関連メニューページ
なぜ矯正治療で
抜歯が必要になるのか?
矯正治療で抜歯が検討される最大の理由は、歯を理想的な位置に並べるためのスペースが絶対的に不足しているからです。
現代人は食生活の変化などにより、顎の骨格が華奢になる傾向にあります。
小さな顎に全ての永久歯(親知らずを含めると32本)が綺麗に収まりきることは難しく、結果として歯が重なり合って生える「叢生(そうせい)」、いわゆるガタガタの歯並びになってしまうのです。
このスペース不足を解消せずに無理に歯を並べようとすると、様々な問題が生じます。
歯のスペースを確保せずに矯正をすると…
歯列が前方に拡大し、口元が突出する
スペースがない状態で歯を並べると、歯列全体が前方に押し出され、口元が盛り上がった印象(口ゴボ)になってしまうことがあります。
不安定な位置に歯が並び、後戻りしやすい
歯を支える骨(歯槽骨)の範囲を超えて無理に歯を並べると、歯は非常に不安定な状態になります。
治療直後は綺麗に見えても、元の位置に戻ろうとする「後戻り」のリスクが著しく高まります。
噛み合わせが不自然になる
見た目だけを重視して歯を並べると、上下の歯が正しく噛み合わない機能的な問題が生じることがあります。
このような問題を避け、審美的にも機能的にも安定した長期的な結果を得るために、抜歯によって意図的にスペースを確保することが、最善の選択となるケースがあるのです。
抜歯の主な目的は以下の3つに集約されます。
矯正治療で抜歯が必要な理由
1. 歯を並べるスペースの確保
ガタガタの歯並び(叢生)を解消し、全ての歯を綺麗なアーチ状に並べるためのスペースを作ります。
2. 口元の突出感の改善
前歯が突出している状態(上顎前突、いわゆる出っ歯)や、口元全体が盛り上がっている状態を改善するため、前歯を後方に移動させるスペースを作ります。
これにより、美しい横顔のライン(Eライン)が実現できます。
3. 上下の歯の噛み合わせの調整
上下の顎のバランスが悪い場合(例えば、下の歯が前に出ている受け口など)に、歯を移動させて正しい噛み合わせを作るためのスペースを確保します。
抜歯は、単に歯を間引く行為ではありません。
美しく機能的な歯並びという「完成形」から逆算して、必要なスペースを確保するための戦略的な医療行為なのです。
抜歯が必要になる
歯並び、不要な歯並び
では、具体的にどのような歯並びの場合に抜歯が検討されるのでしょうか。
ここでは代表的な症例を挙げ、抜歯・非抜歯の判断基準について解説します。
抜歯が検討されることが多い症状
重度の叢生(そうせい)・八重歯
歯が大きく重なり合っていたり、捻じれて生えていたりする状態です。
歯を並べるためのスペースが明らかに不足しているため、抜歯の可能性が高くなります。
特に、犬歯が外側に飛び出している「八重歯」は、叢生の一種です。
上下顎前突(口ゴボ)・
著しい上顎前突(出っ歯)
歯が前方に大きく傾いていたり、口元全体が突出していたりする状態です。
歯を後方に移動させて口元を下げるためには、抜歯によってスペースを確保する必要があります。
Eライン(鼻先と顎先を結んだ線)から唇が大きくはみ出している場合、抜歯矯正が劇的な改善をもたらすことがあります。
下顎前突(受け口)
下の歯が上の歯より前に出ている状態です。
下の歯を後方に移動させ、正しい噛み合わせを作るために抜歯が必要となることがあります。
ただし、骨格的な問題が大きい場合は、外科矯正が必要になることもあります。
非抜歯での治療が検討される症例と
具体的な方法
一方で、「抜歯をしたくない」というお気持ちも、私たちは十分に理解しています。
以下のようなケースや、最新の技術を用いることで、非抜歯での治療が可能になる場合があります。
軽度の叢生
歯のガタつきが軽微な場合は、抜歯以外の方法でスペースを作り出すことができます。
空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間に隙間がある状態では、抜歯は不要です。
むしろ、隙間を閉じるための矯正治療が行われます。
成長期の子供の矯正
顎の成長が活発な時期の子供は、顎の骨の成長を促す装置を用いることで、将来的な抜歯のリスクを低減できます。
非抜歯矯正でスペースを作り出す
3つの方法
1. IPR(歯間削合)
歯の側面のエナメル質を、健康に影響のない範囲(片側0.1〜0.25mm程度)でわずかに削り、歯と歯の間に隙間を作ります。
2. 歯列の側方拡大
歯列のアーチを横方向に広げることで、歯を並べるスペースを確保します。
特に成長期の子供に有効ですが、成人でも可能な場合があります。
3. 臼歯の遠心移動(後方移動)
奥歯(臼歯)をさらに後ろに移動させることで、歯列全体にスペースを作り出します。
従来は難しいとされていましたが、「歯科矯正用アンカースクリュー」などの補助装置を用いることで、効果的な移動が可能になりました。
これらの方法を組み合わせることで、以前は抜歯が必要とされたケースでも、非抜歯で治療できる可能性が広がっています。
ただし、これらの方法で確保できるスペースには限界があり、無理に行うと口元の突出感が残るなどのデメリットもあります。
矯正治療における
親知らず抜歯の重要性
矯正治療を検討する際、「親知らず」の扱いは非常に重要なポイントとなります。
親知らずは、専門的には第三大臼歯と呼ばれ、最も奥に、そして最も遅い時期(18歳~20代前半)に生えてくる歯です。
多くの場合、親知らずは正常に生えるスペースがなく、斜めや横向きに生えたり、骨の中に埋まったままだったりします。
このような親知らずは、矯正治療において様々な問題を引き起こす可能性があります。
歯並びを乱す原因になる
親知らずが前方の歯を押し続けることで、全体の歯並びが少しずつ乱れていくことがあります。
特に、せっかく矯正治療で綺麗になった歯並びが、治療後に親知らずが原因で「後戻り」してしまうケースは少なくありません。
奥歯の虫歯や歯周病のリスクを高める
親知らずとその手前の歯(第二大臼歯)の間は非常に清掃が難しく、虫歯や歯周病の温床になりやすいです。
矯正装置がつくとさらに清掃が困難になるため、リスクは増大します。
矯正治療の妨げになる
歯列全体を後方に移動させるような治療計画の場合、親知らずが存在すると物理的な障害物となってしまいます。
これらの理由から、矯正治療計画の一環として、症状の有無にかかわらず親知らずの抜歯が推奨されることが非常に多いです。
抜歯のタイミングは症例によって異なりますが、一般的には矯正治療を開始する前に行われることが多いです。
しかし、治療方針によっては、矯正治療の途中や、治療が完了して保定期間に入ってから抜歯することもあります。
ただし、まっすぐに生えていて清掃も問題なく、噛み合わせにも参加している健康な親知らずの場合は、無理に抜歯する必要はありません。
親知らずを抜くべきか否かも含めて、精密な検査と診断に基づいて総合的に判断することが重要です。
抜歯・非抜歯を分ける「精密診断」
ここまで解説してきたように、抜歯か非抜歯かの判断は、矯正治療の成否と満足度を左右する極めて重要な分岐点です。
この重大な判断を、歯科医師の「経験」や「勘」だけに頼るべきではありません。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、科学的根拠に基づいた正確な診断こそが、最良の治療結果をもたらす礎だと考えています。
だからこそ、私たちは最新のデジタル技術を駆使した「精密診断」に徹底的にこだわります。
従来の矯正診断は、二次元のレントゲン写真や石膏模型が中心でした。
しかし、これだけでは歯の見える部分(歯冠)しか評価できず、歯を支える骨の厚みや、目には見えない歯根の正確な位置・向きまで把握するには限界がありました。
安易に「非抜歯」を選択し、この骨の器(歯槽骨)の限界を超えて歯を並べてしまうと、歯根が骨から飛び出してしまったり、歯茎が下がってしまったり(歯肉退縮)といった深刻なトラブルにつながるリスクがあります。
そこでエス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、以下の先進的なデジタル機器を導入し、口腔内を三次元的に、そしてミリ単位で把握します。
歯科用CT
CT撮影を行うことで、従来のレントゲンでは不可能だった歯根の形態、骨の厚みや密度、神経や血管の位置関係などを三次元の立体画像として正確に把握できます。
これにより、歯を安全に移動させられる範囲を正確に見極め、抜歯の必要性をより的確に判断することが可能になります。
3D口腔内スキャナー(iTeroなど)
不快な粘土の型取りはもう不要です。
高精度の光学スキャナーで口腔内を撮影するだけで、精密な歯型のデジタルデータを取得できます。
このデータは、治療計画の立案やシミュレーションに活用されます。
3D治療計画シミュレーション
スキャナーから得られた三次元データをもとに、コンピュータ上で治療のシミュレーションを行います。
最終的にどのような歯並びや口元になるのかを、治療開始前に立体的に可視化することができるのです。
このシミュレーションは、歯科医師が科学的根拠に基づいて最適な治療計画を立案するためだけでなく、患者様ご自身が治療後の姿を具体的にイメージし、納得して治療に臨んでいただくためにも、非常に有効なツールです。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいが精密診断にこだわるのは、単に最新の機材を導入しているからではありません。
「抜歯」という不可逆的な処置を伴う重要な判断だからこそ、あらゆるデータを駆使して医学的なリスクを最小限に抑え、患者様一人ひとりにとって審美的にも機能的にも真に最適な「オーダーメイドの治療計画」をご提供するためなのです。
エス歯科クリニックの
歯列矯正が選ばれる理由
エス歯科クリニックでは、大変多くの方に歯列矯正を実施いただいております。
当院の特徴についてご紹介いたします。
神奈川県でトップクラス!
年間750件超えの症例実績
エス歯科クリニックでは、年間750件以上のインビザライン矯正を手がけており、これは神奈川県内でもトップクラスの症例数です。
この症例数により、インビザライン社のブルーダイヤモンドプロバイダーの認定を獲得しました。
矯正治療は症例経験の豊富な歯科医師が担当することで、より患者さまの希望に近い精密かつ理想的な歯並びの実現が可能になります。
当院ではこの豊富な経験を活かし、一人ひとりに合った最適な矯正治療をご提案しています。
難しい歯並びもインビザラインで対応可能!
ひとことで「歯並び」と言っても、その種類や特徴は異なり、歯医者によっては歯並びの状態次第で、インビザライン矯正が難しいケースもあります。
ですが、当院では累計2,500症例以上を取り扱ってきた知識と経験が豊富な歯科医師が矯正治療を担当いたします。
複雑な歯並びの状態、難症例であってもできる限りインビザラインでの矯正ができるようプラン立案をします。
ご自身の歯並びに自信がない方も、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
軽度の歯並びの矯正なら35万円からできます!
エス歯科クリニックでは、軽度の歯並びの矯正であれば35万円からインビザライン矯正が可能です。
歯並びの状態に合わせた適正価格で矯正治療をご提案いたします。
また、矯正治療に必要な月々の調整費用は一切かかりません。
そして当院では、治療費の一括支払いが難しい方でも矯正治療が受けられるよう、デンタルローン(※条件あり)をご用意しています。
ご利用いただくと月々2,710円からの分割払いが可能です。
費用面で矯正治療に踏み出せない方はぜひ一度当院へご相談ください。
0円で矯正相談が可能!
治療前にシミュレーションも
当院では、患者さまがより安心してインビザライン矯正を始められるよう、個別での無料相談を実施しています。
治療の選択を決断する前に簡易的なシミュレーションを行い、歯並びの変化・動き方をチェックすることが可能です。
より明確に仕上がりのイメージを把握することができ、理想的な歯並びの実現をサポートします。
セカンドオピニオンとしてのご相談でも問題ございませんので、他院との費用・治療期間の比較などにぜひご利用ください。
一人ひとりに最適な治療計画をご提案いたします。
型どり時間を約80%削減!
先進的機器「iTero」完備
インビザライン矯正を行う際には、歯並びの形状を把握するために型どりが必要となりますが、従来の型どりですと約10分ほどの時間がかかってしまいます。
ですが、iTeroを使用することで型どりの時間を約1~2分程度に短縮することが可能です。
また、iTeroを使用することで従来よりも正確かつ緻密な歯型を採取することができるため、精度の高い矯正治療の実現に繋がります。
矯正期間を最大50%短縮!
最先端の光矯正装置を導入
当院では、インビザラインでの矯正期間を大幅に短縮できる最先端の光加速矯正装置「PBMヒーリングオルソ」を導入しています。
この装置は、近赤外線光を照射することで細胞の活性を促し、歯の移動を加速させる最新技術です。
通常のインビザライン矯正よりも治療期間を最大50%短縮できる可能性があり、より早く綺麗な歯並びを手に入れることができます。
また、光の作用により炎症を抑える効果も期待でき、矯正中の痛みや不快感を軽減するメリットもあります。 できるだけ早く矯正を終えたい方、矯正中のストレスを減らしたい方におすすめの治療法です。
抜歯を伴う矯正治療の具体的な流れと期間
精密診断の結果、抜歯が最善の選択であると判断された場合の一般的な治療の流れと期間について解説します。
STEP1:カウンセリング・精密検査・診断(約1ヶ月)
・初診相談: まずは患者様のお悩みやご希望を詳しくお伺いします。
・精密検査: CT撮影、3D口腔内スキャン、レントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影など、治療計画に必要なデータを収集します。
・診断・治療計画の説明: 検査結果を基に、抜歯の必要性、使用する装置、治療期間、費用などを詳細にご説明します。
3Dシミュレーションをお見せしながら、治療のゴールを共有します。
STEP2:口腔内環境の整備と抜歯(約1〜2ヶ月)
・事前処置: 矯正装置をつける前に、虫歯や歯周病がある場合はそちらの治療を優先します。また、専門的なクリーニングも行います。
・抜歯: 治療計画に基づき、抜歯を行います。
抜歯するのは、機能的な影響が最も少ないとされる小臼歯(前から4番目または5番目の歯)が一般的です。
抜歯後、傷口が治癒するまで1ヶ月程度の期間をおくことが多いです。
STEP3:矯正治療期間(約6ヶ月〜2年)
・定期的な調整: 患者様専用のマウスピースが完成したら、装着方法や交換のスケジュールを説明し、矯正治療がスタートします。
1週間~2週間ごとにマウスピースを交換し、歯を少しずつ移動させます。
正しく装着することで、スムーズに歯が動き、治療の効果が最大限に発揮されます。
STEP4:定期的な調整/経過の観察(約1〜2年)
・保定期間の開始:矯正期間中は、定期的に歯科医院で経過をチェックします。約1.5ヵ月~3ヵ月ごとに通院し、歯の動きや噛み合わせの変化を確認しながら必要な調整を行います。
問題がなければそのまま計画通りに進め、治療終了後は後戻りを防ぐためのリテーナーを使用し、歯並びを維持します。
抜歯を伴う矯正歯科でよくある質問
Q1. 抜歯は痛いですか?
A1. 抜歯の処置中は麻酔をしますので、痛みを感じることはほとんどありません。
麻酔が切れた後に痛みが出ることがありますが、処方される鎮痛剤でコントロールできます。
痛みは通常2〜3日をピークに、1週間程度で治まります。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、痛みを最小限に抑えるため、経験豊富な歯科医師が丁寧な処置を心がけています。
Q2. 抜歯した後のスペースは最終的にどうなりますか?
A2. 抜歯によってできたスペースは、矯正治療によって歯を動かすための「作業スペース」として利用します。
治療が完了する頃には、スペースは完全に閉じて、歯が綺麗に並んだ状態になりますのでご安心ください。
Q3. 抜歯するのはどの歯ですか?
A3. 一般的には、前から数えて4番目または5番目の「小臼歯」を抜歯することが多いです。
これらの歯は、他の歯に比べて機能的な重要度が比較的低く、歯列の中央付近にあるため、抜歯後のスペースを効率的に使って前歯を下げたり、ガタガタを解消したりするのに適しているためです。
ただし、症例によっては他の歯を抜歯対象とすることもあります。
Q4. 抜歯をすると顔の形は変わりますか?
A4. 抜歯そのもので、顎の骨の形といった骨格が変わることはありません。
しかし、特に出っ歯(上顎前突)や口ゴボの方が抜歯矯正を行うと、前歯が後方に下がることで口元の突出感が劇的に改善され、すっきりとした印象になります。
結果として、横顔のEラインが整い、鼻が高く見えたり、フェイスラインがシャープに見えたりといった審美的な変化を感じる方は多くいらっしゃいます。
Q5. 抜歯をすると、ほうれい線が深くなったり老けて見えたりしませんか?
A5. 適切な治療計画に基づけば、そのような心配はほとんどありません。
むしろ、口元の突出感が改善され、顔全体のバランスが整うことで若々しい印象になることが多いです。
しかし、不適切な治療計画で前歯を過度に後退させると、口元が寂しい印象になり、ほうれい線が目立つ可能性もゼロではありません。
だからこそ、顔全体のバランスを考慮した3Dシミュレーションによる精密診断が不可欠なのです。
Q6. 抜歯は必ず4本ですか?
A6. いいえ、必ずしも4本ではありません。
上下の顎のバランスや、左右のズレなどを考慮し、上顎だけ2本、あるいは1本だけなど、症例に応じて最適な本数を診断します。
噛み合わせの状態によっては、左右非対称に抜歯を行うこともあります。
Q7. 虫歯になっている歯を抜歯の対象にすることはできますか?
A7. はい、可能です。
大きな虫歯があったり、神経の治療後で脆くなっている歯があったりする場合、その歯を優先的に抜歯対象とすることで、他の健康な歯を残すことができます。
これも精密な診査・診断の上で判断します。
Q8. 抜歯をしないことのデメリットは何ですか?
A8. スペースが不足しているにもかかわらず無理に非抜歯で治療した場合、「口元の突出感が改善されない、または悪化する」「歯を支える骨から歯根がはみ出し、歯茎が下がる原因になる」「歯並びが不安定で後戻りしやすい」といったデメリットが生じる可能性があります。
Q9. 抜歯の費用は矯正費用に含まれていますか?
A9. クリニックの料金体系によりますが、一般的には矯正費用とは別に、抜歯処置料が別途かかることが多いです。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、治療開始前に全ての費用を明確に提示するトータルフィー(総額提示)制度を基本としておりますので、費用に関するご不安な点も、カウンセリング時に遠慮なくご質問ください。
当院のご紹介
東京・神奈川に6店舗を展開するグループ
エス歯科クリニックは、東京・神奈川に全6院を構えるグループ院です。
各院にマイクロスコープやCTなどの精密機器を完備し、質の高い治療を安定的に提供できる体制が整っています。
他院にはないグループ連携による技術力と安心感が強みです。
新高島駅徒歩1分・横浜駅徒歩5分!
エス歯科クリニック横浜みなとみらい院は、新高島駅から徒歩1分、横浜駅東口から徒歩5分とアクセス抜群です。
当日の空き状況によっては、急なご予約にも柔軟に対応可能です。
お仕事帰りや買い物ついでにも立ち寄れる便利な立地です。
完全個室で安心のプライベート空間
当院の診療室は全室が完全個室です。
周囲の目を気にせず、治療中もリラックスできる空間です。
ちょっとした疑問や不安も気兼ねなく相談しやすく、プライバシーを大切にしたい方にも最適な環境が整っています。