将来への最高の投資!子どもの歯並び、いつ・どう治す?最新マウスピース矯正「インビザライン・ファースト」
歯列矯正
「うちの子の歯並び、ちょっとガタガタかも…」「このままで大丈夫かな?」お子様の成長とともに、歯並びが気になり始める親御さんは少なくありません。
子どもの歯並びは、単なる見た目の問題ではなく、将来の健康や発育にも深く関わる重要な要素です。
しかし、いつ、どのように治療を始めるべきか、どんな方法が最適なのか、疑問や不安も多いことでしょう。
この記事では、子どもの矯正治療の重要性から、最適な開始時期、そして最新の治療法である子ども向けマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」まで、エス歯科クリニック横浜みなとみらいが、親御さんの疑問に丁寧にお答えします。
お子様の輝く未来のための「最高の投資」について、一緒に考えていきましょう。
目次
01.なぜ子どもの歯並びが重要なのか?見過ごせない健康・発育への深刻な影響
02.我が子の歯並び、プロの目はこう見る!不正咬合のサインと最適な相談タイミング
03.成長期を逃さない!顎の成長をコントロールする「1期治療」の圧倒的メリット
04.最新の選択肢:子ども向けマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」とは?
05.おすすめの施術:なぜ「インビザライン・ファースト」が選ばれるのか?
06.エス歯科クリニック横浜みなとみらいが選ばれる理由
07.施術の流れ:初診相談から輝く笑顔を手に入れるまでのステップ
08.子どものマウスピース矯正に関するよくある質問
09.当院のご紹介
10.関連メニューページ
なぜ子どもの歯並びが重要なのか?見過ごせない健康・発育への深刻な影響
子どもの歯並びの問題、すなわち不正咬合は、「見た目が少し気になる」程度で済む話ではありません。
それは、お子様の現在そして未来の心身の健康に、多岐にわたる深刻な影響を及ぼす可能性のある医学的な状態なのです。
放置することで、具体的にどのようなリスクが考えられるのでしょうか。
口腔内の健康リスク:虫歯・歯周病・口呼吸
まず、最も直接的な影響は口腔内の健康悪化です。
歯が重なり合っている叢生(そうせい)などは、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが格段に高まります。
子どもの頃にできた虫歯は、大人になっても歯の寿命を縮める原因となりかねません。
また、出っ歯(上顎前突)や開咬(かいこう)のように口が閉じにくい状態は、口呼吸を誘発します。
口呼吸は口腔内を乾燥させ、唾液による自浄作用や抗菌作用を低下させるため、虫歯、歯周病、口臭のリスクをさらに増大させるのです。
機能面への影響:咀嚼・発音
次に、機能面への影響も見過ごせません。
正しい噛み合わせができていないと、食べ物を効率よく噛み砕く「咀嚼機能」が低下します。
十分に噛まずに飲み込む癖がつき、胃腸への負担増加や栄養吸収効率の低下につながる可能性があります。
また、歯並びは「発音」にも大きく関わっています。
特にすきっ歯(空隙歯列)や開咬では、サ行やタ行などが不明瞭になりやすく、コミュニケーションに影響が出ることもあります。
全身への影響:顎関節症・姿勢
さらに、不正咬合の影響は全身にまで及びます。
不安定な噛み合わせは、顎の関節(顎関節)やその周りの筋肉に過剰な負担をかけ、顎関節症の原因となることがあります。
顎関節症は、口を開けると痛い、音が鳴る、開きにくいといった症状だけでなく、関連痛として慢性的な頭痛や肩こりを引き起こすことも少なくありません。
また、噛み合わせのズレが頭の位置のバランスを崩し、全身の姿勢の歪みにつながる可能性も指摘されています。
精神面への影響:自己肯定感
精神面への影響も無視できません。
歯並びの見た目を気にするあまり、人前で口を開けて笑えなくなったり、消極的になったりするなど、お子様の自己肯定感の発達に影を落とすことがあります。
矯正治療は「予防医療」
このように、子どもの不正咬合は、口腔内の問題にとどまらず、身体機能、全身の健康、そして精神的なウェルビーイングにまで影響を及ぼす可能性があるのです。
早期に適切な対応をとることは、お子様の健やかな成長を守るための重要な「予防医療」と言えるでしょう。
我が子の歯並び、プロの目はこう見る!不正咬合のサインと最適な相談タイミング
「うちの子の歯並び、矯正が必要なのかな?」そう思っても、専門家でなければ判断は難しいものです。
ここでは、親御さんが気づきやすい不正咬合のサインと、専門医への相談に最適なタイミングについて解説します。
ご家庭でチェックしたい不正咬合のサイン
以下の項目に当てはまるものがないか、お子様のお口をチェックしてみてください。
・歯が重なって生えている、ガタガタしている(叢生):特に永久歯が生え始めた時期に見られます。「八重歯」も叢生の一種です。
・上の前歯が下の前歯より極端に前に出ている(上顎前突/出っ歯):指しゃぶりなどの癖が原因のこともあります。
・下の前歯が上の前歯より前に出ている(下顎前突/受け口):遺伝的な要因が強い場合もあります。
・奥歯で噛んでも前歯が噛み合わない、隙間が空いている(開咬):舌で歯を押す癖などが関連していることがあります。
・噛み合わせが深く、下の前歯がほとんど見えない(過蓋咬合)。
・噛んだ時に、上下の歯が部分的に反対に噛み合っている(交叉咬合)。
・歯と歯の間に隙間がある(空隙歯列/すきっ歯)。
・口をポカンと開けていることが多い(口呼吸のサイン):鼻炎などが原因の場合もあります。
・食べ物をよく噛まずに飲み込む、食べるのが遅い。
・サ行、タ行などが言いにくい。
これらのサインが一つでも見られたら、一度専門医に相談することをおすすめします。
最適な相談タイミングは「7歳頃」が目安
日本矯正歯科学会をはじめ、多くの専門機関が、子どもの矯正相談を開始するのに適した時期として「7歳頃」を推奨しています。
これは、最初の永久歯(6歳臼歯や前歯)が生え揃い始め、顎の成長の状態や、永久歯の歯並びの問題点を評価しやすくなる時期だからです。
早期相談の重要性
もちろん、7歳より早くても、明らかに気になる点(例えば3歳を過ぎても指しゃぶりがやめられない、受け口が顕著など)があれば、その時点で相談することが望ましいです。
特に受け口(下顎前突)は、放置すると骨格的な問題が悪化しやすいため、3歳児健診などで指摘されたら、できるだけ早く相談することが推奨されます。
重要なのは、「永久歯が生え揃ってからでいいや」と考えないことです。
後述するように、顎の成長を利用できる子どもの時期にしかできない治療があり、このタイミングを逃さないことが、将来的な負担を軽減する鍵となります。
成長期を逃さない!顎の成長をコントロールする「1期治療」の圧倒的メリット
子どもの矯正治療は、大きく分けて2つの段階があります。
永久歯が生え揃う前、主に顎の成長をコントロールする「1期治療(早期治療・咬合育成)」と、永久歯が生え揃ってから歯並び全体を整える「2期治療(本格治療)」です。
特に重要なのが、この「1期治療」です。
1期治療とは?:成長を利用したアプローチ
1期治療は、一般的に6歳から12歳頃の、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行われます。
この時期は、お子様の顎の骨がまだ柔らかく、成長段階にあるため、矯正装置を使って顎の成長を正しい方向へ誘導したり、成長を促進・抑制したりすることが可能なのです。
これは、顎の成長がほぼ完了してしまった大人(成人矯正)では望めない、子どもの時期だけの特権であり、最大のメリットです。
1期治療の具体的なメリット
1期治療には以下のような目的とメリットがあります。
顎の骨の不調和を改善する
例えば、上顎が小さい場合には装置を使って横に広げ(側方拡大)、受け口の傾向があれば下顎の成長を抑えたり上顎の成長を促したりします。
これにより、将来的に顎の骨を切る外科手術が必要になるリスクを低減できます。
永久歯が正しく生えるためのスペースを確保する
顎を広げることで、永久歯が並ぶためのスペースが不足するのを防ぎます。
これにより、将来、健康な永久歯を抜歯してスペースを作る必要性を減らすことができます。
不正咬合の原因となる悪習癖(指しゃぶり、舌癖、口呼吸など)を改善する
装置を使うことや、口腔筋機能療法(MFT)を併用することで、歯並びを悪化させる根本的な原因を取り除くことができます。
2期治療(本格治療)の簡略化・期間短縮
1期治療で骨格的な問題やスペースの問題がある程度解決されていると、永久歯が生え揃った後の2期治療がよりスムーズに進み、治療期間が短縮されたり、より簡単な装置で済んだりすることがあります。
心理的な負担の軽減
早期に目立つ歯並びの問題を改善することで、お子様のコンプレックス解消につながります。
「ゴールデンタイム」を逃さない意義
全ての子どもに1期治療が必要なわけではありません。
しかし、骨格的な問題や重度のスペース不足が予測される場合には、この成長期という「ゴールデンタイム」を逃さずに介入することが、将来のより複雑で負担の大きい治療を回避し、お子様の健康な噛み合わせと美しい笑顔を育む上で、計り知れない価値を持つのです。
最新の選択肢:子ども向けマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」とは?
子どもの1期治療というと、従来は取り外し可能なプレート装置や、顎の成長をコントロールするヘッドギア、そして固定式のワイヤー矯正などが主流でした。
しかし近年、技術の進歩により、大人で人気のマウスピース矯正「インビザライン」システムに、子どもの混合歯列期に特化した「インビザライン・ファースト」が登場し、注目を集めています。
インビザライン・ファーストとは?
インビザライン・ファーストは、お子様の小さな顎や、乳歯と永久歯が混在する特有の状況に合わせて設計された、透明なマウスピース型矯正装置です。
大人のインビザラインと同様に、オーダーメイドのマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで、歯の移動と顎の成長誘導を同時に行うことができます。
インビザライン・ファーストのメリット
従来のワイヤー矯正と比較して、インビザライン・ファーストには以下のようなメリットがあります。
目立たない(高い審美性)
透明なマウスピースなので、装着していても周囲に気づかれにくいのが最大の利点です。
多感な時期のお子様の、見た目に関するストレスを軽減できます。
取り外し可能で衛生的
食事や歯磨きの際には自分で取り外せるため、食べ物の制限がなく、歯磨きも普段通りに行えます。
これにより、矯正治療中に起こりやすい虫歯のリスクを低減できます。
痛みが少ない傾向
ワイヤー矯正のように装置が口の中の粘膜に当たって口内炎ができたり、調整後に強い痛みを感じたりすることが少ないとされています。
弱い力を持続的にかけるため、お子様の負担が比較的軽いと言えます。
顎の拡大も可能
インビザライン・ファーストは、歯を並べるだけでなく、顎を横に広げる(歯列拡大)効果も期待できます。
これにより、永久歯が生えるスペースを確保します。
スポーツ時などの安全性
装置が固定されていないため、スポーツなどで顔に衝撃を受けた際に、ワイヤー矯正に比べて口の中を傷つけるリスクが低いです。
通院頻度が少ない場合がある
症例によりますが、ワイヤー矯正(通常4〜6週ごと)に比べ、インビザライン・ファーストは6〜8週以上の間隔での通院となる場合があります。
インビザライン・ファーストのデメリット・注意点
一方で、以下のようなデメリットや注意点も理解しておく必要があります。
自己管理が必須
治療効果を得るためには、1日20~22時間以上の装着時間を厳守する必要があります。
これを怠ると計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、良い結果が得られなかったりします。
お子様自身の協力と、親御さんのサポートが不可欠です。
適応症例の限界
非常に重度の骨格的な問題がある場合や、特殊な歯の移動が必要な場合には、ワイヤー矯正や他の装置の方が適していることがあります。
紛失・破損のリスク
取り外し可能なため、外出先などで紛失したり、誤って破損したりする可能性があります。
再製作には費用がかかる場合があります。
費用
一般的に、従来の矯正装置よりも費用が高くなる傾向があります。
お子様に最適な治療法の選択
どちらの治療法がお子様に最適かは、不正咬合の種類や重症度、お子様の性格やライフスタイル、そしてご家庭の方針によって異なります。
専門医による正確な診断のもと、それぞれのメリット・デメリットを十分に理解した上で、最適な方法を選択することが重要です。
おすすめの施術:なぜ「インビザライン・ファースト」が選ばれるのか?
多くの選択肢がある中で、なぜ近年、子どもの1期治療において「インビザライン・ファースト」が注目され、選ばれるケースが増えているのでしょうか?
その理由は、現代の子どもたちと親御さんのニーズに応える、いくつかの際立った利点にあります。
理由1:圧倒的な審美性
第一に、圧倒的な審美性です。
矯正治療をしていることを友達に知られたくない、見た目を気にするお子様にとって、透明で目立たないマウスピースは心理的な負担を大きく軽減します。
これにより、治療に対するモチベーションを維持しやすくなります。
理由2:快適性と日常生活への影響の少なさ
第二に、快適性と日常生活への影響の少なさです。
ワイヤー矯正でしばしば問題となる、装置が口の中に当たって痛い、口内炎ができるといった不快感が少なく、痛みも比較的軽度です。
また、食事の際に取り外せるため、好きなものを我慢する必要がなく、食事がストレスになりません。
これは、成長期のお子様にとって非常に重要なポイントです。
理由3:衛生管理の容易さ
第三に、衛生管理の容易さです。
取り外して歯磨きができるため、ワイヤー矯正に比べて圧倒的に清掃しやすく、虫歯や歯肉炎のリスクを低く抑えることができます。
親御さんにとっても、仕上げ磨きがしやすいというメリットがあります。
理由4:デジタル技術による精密さと予測可能性
第四に、デジタル技術による精密さと予測可能性です。
インビザライン・ファーストは、iTeroなどの3D口腔内スキャナーによる精密な歯型データと、AIを活用した治療計画ソフトウェア(クリンチェック) に基づいて作製されます。
これにより、治療開始前に歯の動きや顎の成長のシミュレーションを確認でき、治療のゴールを親子で共有しやすいという利点があります。
理由5:自己管理能力の育成
第五に、自己管理能力の育成という側面です。
毎日決められた時間装着し、自分で取り外しや清掃を行う経験は、お子様の責任感や自己管理能力を育む良い機会となり得ます。
親御さんのサポートは必要ですが、治療を通じてお子様の成長を促すという教育的な側面も持ち合わせています。
現代のニーズに応える選択肢
もちろん、装着時間を守ることが絶対条件であり、適応できない症例も存在します。
しかし、これらのメリットは、特に治療への協力が得られやすい学童期のお子様にとって、従来の矯正治療のデメリットを解消し、よりポジティブに治療に取り組むことを可能にするものです。
そのため、減らしたい、快適に治療を受けさせてあげたいと願う多くの親御さんにとって、インビザライン・ファーストは非常に魅力的な選択肢となっているのです。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいが選ばれる理由
お子様の大切な歯並び治療、どこに任せるかは非常に重要な決断です。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいは、お子様の未来の笑顔と健康のために、最高水準の矯正治療を提供できる理由があります。
理由1:圧倒的な実績
エス歯科グループは、マウスピース矯正「インビザライン」を提供するアライン・テクノロジー社から、症例数と経験において世界トップレベルとして最高位の一つである「ブルーダイヤモンド・プロバイダー」として認定されています。
これは、年間750症例以上という膨大な治療を手掛けている証であり、インビザライン・ファーストを含むあらゆる難易度の症例に対する深い知識と経験を意味します。
AIによる治療計画(クリンチェック)はあくまで初期案であり、それを個々のお子様の顎の成長や歯の動きに合わせて最適化するには、術者の高度な診断力と修正技術が不可欠です。
ブルーダイヤモンド・プロバイダーの経験は、お子様一人ひとりに合わせた、より安全で確実、そして効率的な治療計画を立案できる大きな強みとなります。
理由2:難症例にも対応できる「最後の砦」
横浜みなとみらい院の首藤真一院長をはじめ、当院のドクター陣は、「他院で難しいと言われた」「過去の治療がうまくいかなかった」といった難症例にも数多く対応してきた実績があります。
諦めかけていた親御さんにとっての「最後の砦」でありたいと考えています。
理由3:最先端デジタル設備による精密・快適治療
当院では、最新の口腔内3Dスキャナー「iTero」を導入しています。
これにより、従来の粘土による不快な歯型取りは不要となり、嘔吐反射の強いお子様でも、短時間で快適かつ極めて精密なデジタル歯型データを取得できます。
取得したデータは、その場ですぐにAIによる治療シミュレーションとしてご覧いただくことができ、治療後のイメージを具体的に掴んでいただけます。
理由4:治療期間短縮と痛みの軽減を目指す「PBMヒーリングオルソ」
ご希望に応じて、近赤外線の光を用いて細胞を活性化させ、歯の移動を促進し、治療に伴う痛みを軽減する効果が期待される光加速矯正装置「PBMヒーリングオルソ」もご提供しています。
これにより、治療期間の短縮や、お子様の負担軽減を目指すことが可能です。
理由5:大学病院レベルの安全性と学術的根拠
当院には、麻酔科を専門とする歯科医師が在籍しており、万全の体制で治療に臨んでいます。
また、新潟大学の教授を学術・技術指導顧問として招聘し、常に最新の学術的知見に基づいた、安全で質の高い治療を提供することをお約束します。
お子様の未来のための最善の選択
エス歯科クリニック横浜みなとみらいは、これらの実績、技術、そして体制をもって、お子様一人ひとりの成長段階に合わせたオーダーメイドの矯正治療を提供し、単に歯を並べるだけでなく、健やかな発育と将来の健康、そして輝く笑顔を育むお手伝いをさせていただきます。
施術の流れ:初診相談から輝く笑顔を手に入れるまでのステップ
エス歯科クリニック横浜みなとみらいで、お子様がインビザライン・ファーストなどの矯正治療を開始する場合、どのようなステップで進むのか、具体的な流れをご説明します。
STEP1:無料カウンセリング(約30~60分)
まずはお気軽に、お子様の歯並びに関するお悩みやご希望をお聞かせください。
経験豊富な歯科医師が、お口の中を拝見し、矯正治療の必要性、考えられる治療法、おおよその期間や費用について分かりやすくご説明します。
この段階で、無理に治療をお勧めすることはありませんのでご安心ください。
STEP2:精密検査(約30~60分)
正確な診断と治療計画立案のため、詳細な検査を行います。
・口腔内・顔貌写真撮影
・レントゲン撮影(パノラマ):顎の骨格や歯根の状態を確認
・口腔内3Dスキャン(iTero):精密なデジタル歯型を作成
STEP3:診断・治療計画の説明(約30~45分)
精密検査の結果をもとに、歯科医師がお子様の不正咬合の状態を診断し、最適な治療計画(インビザライン・ファーストの使用、治療期間、費用など)を具体的にご提案します。
iTeroで作成した3Dシミュレーションをご覧いただきながら、治療後の歯並びの変化を視覚的に確認できます。
疑問点や不安な点は、納得いくまでご質問ください。
STEP4:治療開始準備
必要に応じて、虫歯治療や歯のクリーニングなどを行い、お口の中を矯正治療に適した状態に整えます。
STEP5:インビザライン・ファーストの装着
お子様専用に作製されたマウスピース(アライナー)をお渡しします。
最初の装着時には、歯科医師または歯科衛生士が、正しい着脱方法、お手入れの仕方、注意事項などを丁寧にご説明します。
必要に応じて、歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起を装着します。
STEP6:動的治療期間(歯を動かす期間)
ご自宅で、指示された期間(通常1~2週間)ごとに、新しいアライナーにご自身で交換していただきます。
治療の進行状況を確認するため、1~3ヶ月に1回の頻度でご来院いただきます。
来院時には、歯の動きのチェック、必要に応じた処置(IPR:歯の側面をわずかに削る処置など)、新しいアライナーのお渡しなどを行います。
STEP7:保定期間
計画通りに歯が移動し、良好な歯並びと噛み合わせが得られたら、動的治療は終了です。
しかし、治療後の「後戻り」を防ぐために、「リテーナー」と呼ばれる保定装置の使用を開始します。
最初は長時間(食事と歯磨き以外)、その後は主に夜間の使用となります。
保定期間中も、3~6ヶ月に1回程度の定期検診で、歯並びの状態やリテーナーの適合を確認します。
安心のサポート体制
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、各STEPにおいて丁寧な説明を心がけ、お子様と親御さんが安心して治療を進められるよう、全力でサポートいたします。
子どものマウスピース矯正に関するよくある質問
子どものマウスピース矯正(インビザライン・ファーストなど)について、親御さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1. インビザライン・ファーストは何歳から始められますか?
A1. インビザライン・ファーストは、主に6歳から10歳頃の、最初の永久歯(第一大臼歯や前歯)が生え始め、かつ乳歯も残っている混合歯列期前半のお子様を対象として設計されています。
ただし、適応可能かどうかは、お子様の歯の生え変わり状況や顎の成長段階、不正咬合の種類によって異なりますので、まずは一度ご相談ください。
Q2. 治療期間はどのくらいかかりますか?
A2. 1期治療としてのインビザライン・ファーストの治療期間は、一般的に6ヶ月から1年半程度が目安となります。
ただし、これは歯を動かす「動的治療期間」であり、その後には歯並びを安定させるための「保定期間」が別途必要になります。
治療期間は、お子様の不正咬合の状態や、アライナーの装着時間をどれだけ守れるかによって大きく変動します。
Q3. 費用は総額でいくらくらいかかりますか?
A3. インビザライン治療の費用は自由診療であり、治療の難易度によって異なります。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、インビザライン・ファーストをご提供しており、また最終的な費用は、精密検査とお口の状態の診断後に確定します。
当院では、毎月の調整料や管理料はいただかないトータルフィー制度(総額提示制)を採用しており、最初に明確な費用をご提示しますのでご安心ください。
Q4. 子どもが自分でマウスピースの管理(装着、清掃)をできますか?
A4. 小学校低学年のお子様の場合、完全に自分だけで管理するのは難しいことが多いです。
そのため、親御さんのサポートが非常に重要になります。
装着時間の管理(1日20~22時間以上)、食事や歯磨き時の着脱、アライナーの洗浄、交換時期の確認などを、親子で協力して行う必要があります。
治療を通じて、お子様の自己管理能力を育む良い機会と捉えることもできます。
Q5. 痛みはありますか?学校生活に支障は出ませんか?
A5. 新しいアライナーに交換した直後の数日間は、歯が動くことによる圧迫感や軽い痛みを感じることがあります。
しかし、ワイヤー矯正に比べると痛みは少ない傾向にあり、通常は数日で慣れます。
見た目もほとんど目立たず、体育や音楽(管楽器など)の授業にも大きな支障はありません。
ただし、給食時には外して保管する必要があります。
Q6. マウスピースをつけたまま食事はできますか?飲み物は?
A6. 食事の際は、必ずマウスピースを外してください。
装着したまま食べると、装置が破損したり、食べ物が挟まって虫歯の原因になったりします。
飲み物については、水以外は基本的にNGです。
ジュースやお茶、スポーツドリンクなどは糖分や酸、色素が含まれており、虫歯や着色の原因となるため、マウスピースを外してから飲むようにしてください。
Q7. マウスピースをなくしたり、壊してしまったらどうなりますか?
A7. 万が一、紛失や破損があった場合は、すぐにクリニックにご連絡ください。
状況に応じて、一つ前のアライナーを一時的に使用していただくか、新しいアライナーを再製作(別途費用がかかる場合があります)するなどの対応をとります。
普段から、外した際は必ず専用ケースに保管する習慣をつけることが大切です。
Q8. 1期治療だけで歯並びは完全に治りますか?
A8. 1期治療の主な目的は、顎の成長をコントロールし、永久歯が正しく生えるための土台を作ることです。
そのため、1期治療だけで理想的な歯並びが完成する場合もありますが、多くの場合、永久歯が生え揃った後に、最終的な仕上げを行う2期治療(本格治療)が必要となります。
ただし、1期治療を行っておくことで、2期治療が不要になったり、期間が短縮されたり、抜歯のリスクを減らせたりするメリットがあります。
Q9. 子どもの矯正は医療費控除の対象になりますか?
A9. 子どもの矯正治療は、一般的に健全な発育を促すための医療行為と見なされるため、医療費控除の対象となる場合がほとんどです。
年間の医療費(生計を同一にする家族分を合算可)が10万円(または総所得金額の5%)を超えた場合、確定申告を行うことで税金の還付が受けられます。
治療費の領収書は必ず保管しておきましょう。
Q10. 他の矯正方法(ワイヤー矯正など)と迷っています。どちらが良いですか?
A10. インビザライン・ファーストとワイヤー矯正には、それぞれメリット・デメリットがあります。
どちらがお子様に最適かは、不正咬合の種類や重症度、お子様の性格、ライフスタイル、ご予算などによって異なります。
エス歯科クリニック横浜みなとみらいでは、精密検査の結果に基づき、それぞれの治療法の利点・欠点を丁寧にご説明し、ご家族にとって最善の選択ができるようサポートいたします。
まずはカウンセリングで、お気軽にご相談ください。
Q11. スポーツや楽器の演奏に影響はありますか?
A11. マウスピースは取り外し可能なため、激しい接触のあるスポーツ(格闘技など)を行う際は、外すか、専用のスポーツマウスガードを作成することをおすすめします。
一般的な体育の授業程度であれば、装着したままでも問題ありません。
管楽器などの演奏については、慣れるまで多少影響が出る可能性はありますが、多くの場合、大きな支障なく続けられます。
ご心配な場合はご相談ください。
Q12. インビザライン・ファーストと、他の子ども用矯正装置(プレートなど)との違いは何ですか?
A12. プレート装置なども顎の拡大や簡単な歯の移動を行いますが、インビザライン・ファーストはより精密な歯の移動を3次元的にコントロールできる点が異なります。
また、デジタル計画に基づき、顎の成長誘導と歯の移動を同時に効率よく行えるように設計されています。
審美性や快適性、衛生面でも優位性があります。
ただし、症例によってはプレート装置の方が適している場合もありますので、診断が重要です。
Q13. 治療中に転居する可能性があるのですが、続けられますか?
A13. インビザライン・システムは世界中で広く採用されているため、転居先でもインビザライン治療に対応しているクリニックがあれば、治療を引き継ぐことが比較的スムーズに行えます。
当院で治療を開始される際に、将来的な転居の可能性についてもお知らせいただければ、情報提供や紹介状の準備など、できる限りのサポートをさせていただきます。
Q14. 夜寝ている間に外れてしまうことはありませんか?
A14. インビザライン・ファーストのアライナーは、お子様の歯にぴったりとフィットするように精密に作製されているため、通常、寝ている間に自然に外れてしまうことはほとんどありません。
装着直後は少しきつく感じることがありますが、すぐに慣れます。
Q15. 治療中に緊急で診てもらいたい場合はどうすれば良いですか?
A15. 装置が破損した、強い痛みが続く、などの緊急時には、まずはお電話にてクリニックにご連絡ください。
状況をお伺いし、可能な限り迅速に対応させていただきます。
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ちょっとした疑問や不安も気兼ねなく相談しやすく、プライバシーを大切にしたい方にも最適な環境が整っています。