ドライソケットについて
症状から記事を探す
こんにちは!
暖かい日も増え、過ごしやすい季節となりましたね✨️
みなさんは、歯を抜いた後に激しい痛みに襲われたことはありますか?
今回は抜歯後の症状の一つである「ドライソケット」についてお話いたします。
ドライソケットとは?
抜歯後の穴が塞がらず、中の骨がお口の中に露出したままの状態のことです。
穴に食べ物が入ると、直接骨に触れるため強い痛みが生じます。
通常の抜歯であっても、2〜3日は歯茎や頬も大きく腫れることがありますが、
多くの場合は日を追うごとに腫れや痛みは和らいでいきます。
しかし、ドライソケットになると、長い時は1ヶ月程痛みが続いてしまいます。
ドライソケットの予防法は?
①口をゆすぎすぎない
歯を抜いた穴にはかさぶた(血餅)ができますが、強くゆすぐと かさぶたが
剥がれてしまうことがあります。
②歯を抜いた部分を触らない
抜いた部分は気になってしまいますよね。しかし舌や指、歯ブラシで
触ってしまうことで簡単にかさぶたが剥がれてしまうことがあります。
③飲酒・長風呂・激しい運動を控える
血行が良くなることで血が止まりにくくなり、かさぶたができにくく
なってしまいます。
④禁煙する
タバコには血管の収縮作用があります。出血が少なくなり、十分なかさぶたが
作られずに治癒不全となってしまう可能性があります。
もし抜歯後に痛みが取れないという場合は、
我慢をせず、お気軽に歯科医院へご相談くださいね。
歯科衛生士 桑原