光学印象とは
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歯科医院で補綴物(詰め物・被せもの)を作るために歯の型取りをしたことはありますか?
口いっぱいに材料を入れ、大きく口を開けなければならないので、苦手な方も多いのではないでしょうか。
今日では歯科業界の医療機器もデジタル化が進み、型取りもデジタルでできるようになりました。
光学印象とは小型の口腔内スキャナーを用い、デジタルで歯型を採ることをいいます。
メリット
・従来の歯型採りと比較し、材料の硬化待ちをする必要がない=治療時間を短縮できる、負担が少ない
・材料の変形がないので、精密で適合が良い詰め物、被せものが作製できる
・嘔吐反射がある方にも不快感が少ない
・安心安全に治療できる(放射線被爆がない)
・機器先端のチップが取り外し可能で滅菌できるため、感染予防対策も万全
・石膏や印象材など医療廃棄物が不要で環境に優しい
・データをすぐに見ることができるのでコミュニケーションツールとなる
デメリット
・すべての症例に適応できるわけではない(一般的には自由診療のセラミックやジルコニアの詰め物、被せものしか作製できない)
当院でも光学印象を行うことが可能です。
みなとみらい院では技工所が併設していることもあり、
より精度の高い補綴物を提供できるように心掛けています。
少しでも快適な治療を受けて頂くため、興味のある方はいつでもお声掛け下さい。
歯科医師 高本