医療安全の講義を実施しました
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このたび、九州大学歯学部 顎顔面腫瘍制御学分野 教授である川野真太郎先生をお招きし、 エス歯科クリニックセミナールームにて院内講義を開催いたしました。 川野教授は、九州大学において長い歴史と実績を誇る口腔外科の分野を担い、 口腔・顎・顔面に関わるさまざまな疾患の治療において国内外で高い評価を受けていらっしゃいます。 講義では、最新の知見とともに、日々の診療現場に直結する非常に実践的な内容をお話しいただきました。
高齢化が進むなか、全身の疾患を抱えながら歯科治療を受ける患者さまが年々増加しています。 今回の講義では、医科との連携が重要となるケースについてご講演いただきました。 全身の疾患を抱えている患者さまには、歯科的な視点だけでなく、 内科的な病状や服薬歴を正しく把握し、適切な診療計画を立てることが求められます。 患者さまの全身状態を考慮したうえで、安全かつ円滑な治療を行うたPXL_20250913_094120894.MP_-1024×771.jpgめの知識と連携のあり方について、再確認する機会となりました。 治療中に起こりうるリスクに備えることも、医療機関として大切な責任です。 川野教授からは、偶発症とその安全対策について詳しくご説明いただきました。 講義では、チームで取り組む医療安全の重要性をあらためて学び、スタッフ一人ひとりが自分ごととして安全意識を高める大変有意義な時間となりました。
エス歯科クリニックでは、医療技術の向上だけでなく、「安心・信頼して通っていただける医院」であることを常に大切にしています。 当院では定期的に大学教授をお招きし、大学院レベルの専門的な講義を開催しています。 こうした学びを通じて得た知識や技術は、患者さまへの治療や対応に直結する大切なものであり、歯科医師としての成長にもつながります。 今後も、学びの機会を大切にしながら、患者さまにとって最良の医療をご提供できるよう努めてまいります。