医療機器の滅菌について
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みなさんこんにちは!
今回は当院の滅菌についてお話しさせていただこうと思います。
歯科機材などを滅菌するオートクレーブ(滅菌器)には、
クラスB→クラスS→クラスNといったランクがあります。
クラスN:通常の歯科医院で行われる滅菌方法。蒸気と空気の重量の違いを利用して缶体内から空気を除去します。
クラスS:滅菌前の1回、真空状態を作り、高圧蒸気滅菌を行う機器です。
クラスB:滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作り、全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされています。
そのうち当院では最高ランクのクラスBオートクレーブを導入しており、世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準の滅菌ができます。
患者さんが安心して安全な医療を受けられる環境を整え、良質な医療を提供できるようこれからも努めてまいります。
歯科衛生士 政倉