親知らずについて
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こんにちは♪
歯科医師の前田です。
今回は親知らずについてお話します!
親知らずとは前歯から数えて8番目に生えてくる永久歯のことで、「智歯」や「第三大臼歯」とも呼ばれます。
親知らずは他の永久歯よりも遅れて生えてくるので、生えるためのスペースが足りずに、周囲の歯を圧迫しながら、斜めや横向きになって生えるケースも多く、
それが原因で隣の歯を悪くしたり、親知らずが歯茎の中で虫歯になることもあります。
親知らずがまっすぐ生えてきていて、痛みや腫れも無いようであれば放置しておいても問題はありません。
しかし、一度でも痛みを感じたり、歯科医から「抜歯したほうが良い」と言われた親知らずは、なるべく早く抜歯したほうが良いと考えます。
なぜなら、親知らずは細菌や汚れがたまりやすい場合が多く、
歯茎の下に埋まって見えない状態のまま虫歯になったり、智歯周囲炎という親知らず特有の病気になったり、変な生え方をしているために隣の歯や歯並びに悪い影響を与える場合もあります。
また、親知らずが虫歯になったのを放置したことで、ある日突然伝えがたい痛みを顎に覚える羽目になる可能性もあります。
親知らずは一度歯科医に相談し、抜歯が必要であれば虫歯や歯周病になる前に抜歯することをお薦めします。
当院でも親知らずの抜歯を行っていますので、お気軽にご相談にいらしてください♪